サムネイル制作で稼ぐ方法を月収23万の中学生動画編集者に聞いてみた。

こんにちは、生ハム帝国です。

僕は普段、動画編集オンライン講座MovieHacksの講師兼動画編集ディレクターとして活動しています。

在宅ワークが注目される最近ですが、その中でも動画編集はかなり人気が高まっている業種です。

最近では動画編集だけじゃなく、YouTube動画のサムネイル制作を立派なビジネスとして活動されている方もいるんですよね。

今回は、そんなサムネイル制作の裏側を、中学生にして月収23万に到達したカイリくんに聞いていきたいと思います。

今回は、

と言った内容になっています。

この記事は、2020年2月に僕生ハム帝国のYouTubeチャンネルで対談したものを元に編集しています。

興味のある方は、元の動画もご覧ください！

YouTubeのサムネイル制作を仕事にする方法

カイリくんに話を聞く前に、YouTubeのサムネイルについてを解説していきます。

YouTubeのサムネイルとは？

まずは初歩の初歩ですが、「そもそもYouTubeのサムネイルって何のこと？」という部分をサラッと解説していきますね。

YouTube動画が表示される際の静止画の事です。

YouTube動画で一番初めに目にするものなので、これが実はとっても重要。

皆さんも経験があると思いますが、動画を「観ようかな？」と思うかどうかは、基本的にサムネイルに掛かっているといっても過言ではないですよね。

一般的に、YouTubeの動画編集の仕事はサムネイル制作を含む場合がほとんどです。

僕が講師を務めているMovieHacksでも、動画編集ソフトAdobe Premiere Proの使い方だけではなく、Photoshopを利用したサムネイル制作の方法も学べるようになっています。

ただし、動画を毎日更新しているようなYouTuberの場合、月間の制作数30本とかになると、外注したとしてもサムネイルも同じ人が製作するのは非効率、と感じる人もいます。

そういう場合に、動画編集者の方がサムネイル制作だけ外注する、という事もあるようですね。

サムネイル制作の仕事を受注する方法

僕自身は動画編集はチームを組んでこなしているので、サムネイルだけを外注したことはありません。

なので実際にサムネイル制作を受注されている方がどのように仕事を得ているのか、ざっくり調べてみました。

クラウドワークスなどを利用する

まず、クライドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトを利用する方法。

こちらは駆け出しの動画編集者にも一般的な方法ですが、やはりクラウドソーシングサイトは業務委託には欠かせないプラットフォームですよね。

ただ、動画編集にも言える事ですが、やはり単価は結構低めです。

クラウドソーシングサイトで仕事を始めながら、徐々にステップアップしていった方がいいかと。

Twitterの募集に応募する

最近ではインフルエンサーがTwitterでサムネイル制作の募集を掛けていたりします。

例えば、イケダハヤトさんなども過去に↓こんなツイートをしていました。

【ゆる募】
YouTubeチャンネル「イケハヤ大学」の動画たちのサムネイル画像を作ってくれるデザイナー。
時給1,500円以上になるよう発注します。
実績作りたい若者も歓迎です。応募はツイッターDMまで。
これまで作ったサムネイル作品を添えてご応募ください！

— イケハヤ@YouTube登録23万人 (@IHayato) April 10, 2019

多くの場合、既に稼いでいるインフルエンサーが募集しているので、単価も結構高いんじゃないかな。

ただし、応募する人が多いので、採用されるのは結構大変かもしれませんね。

動画編集者に自分から営業する

サムネイル制作の外注は、動画編集の外注に比べてまだ浸透していないビジネスのように感じます。

なので、そもそも動画編集者が「サムネイルを外注したら楽」っていう事に気付いてない可能性も高いですね。

ここは募集を待つのではなく、ある程度成功している（と思われる）動画編集者に直接営業を掛けてみる、というのも手かも。

提案によっては、「確かにサムネイルだけ外注したら結構楽かも」と思われるかもしれません。

そしたらラッキーですよね。

もちろん営業は簡単ではありませんが、上手くいけば求人に応募するよりも稼げるかもしれません。

動画編集者がサムネイル制作で稼いだ方法【中学生に聞いてみた】

カイリくんは（インタビュー時）中学2年生でした。

元々はカイリくんの方から「会いたい」って言ってきてくれたんですけど、その時の彼の月収は5万だったんですよね。

で、僕はふざけて「4倍になったらまた声かけて」っていったんですけど、まさかのガチで達成してきました（笑）

中2で「気づいたら20万」はヤバいですよねwww

動画編集とサムネイル制作の内訳を聞いてみた

カイリくんによると、一度動画編集の仕事で「変な案件」に当たったことがあるので、現在は動画編集の仕事を受けないように料金を高くして、サムネをなるべく多めに受けるようにしている、とのこと。

という事で、月収23万の内訳を聞いてみました。

という感じだそうです。

僕自身、基本的に動画編集とサムネイル制作はセットで考えていたんですけど、サムネイル制作だけの案件もあるってその時知りましたね。

中2でどうして動画編集を始めたのか？

小3の時に親からスマホを買ってもらったカイリ少年はAmazonの存在を知り、お金がなくなったそうです。

そこでTwitterで「副業　簡単」というキーワードで調べてマルチで引っかかって10万詐欺られ、貯金が全部なくなってしまった。

その後はスマホでカンタンな動画編集とか、いろんなお小遣い稼ぎをやっていたカイリくんは、中学になってスキルハックスの生みの親である迫佑樹の存在を知ります。

そこで動画編集に出会ったわけですね。

それが去年（2019年の初め）くらいで、気づいたら23万いってたそうです（笑）。

サムネイル制作で時給5千円に！

サムネイル制作って確かにコツさえつかめば比較的短時間で制作はできそうだけど、それでも時給5千円はすごいっすね。

カイリくん曰く、「めちゃくちゃ時短しまくった」とのこと。

最終的に、1時間に5本で5千円になったそうです。

僕自身動画編集をやっていても思うんですが、時短ってマジで大事なんですよね。

同じ案件でも、人によって制作時間が違うんですよ。

同じ編集をしていて時短できるとできないとでは時給が全然変わってくるので。

効率化を極めようと思った理由

動画編集1本分とサムネイル制作5本分だったら、カイリくんの場合、サムネイル制作の方が時給が良かったそうです。

そういえば僕も、YouTubeではなくブログのサムネイル制作をやっていた時期もあって、その時は確かに時給でいうとそのくらい行ってたかもしれないですね。

中学生ビジネスマンのこれからの展望

「継続的にbrainなどで記事を販売して、最終的には300万くらいを達成したい」というカイリくん。

開発に掛かるのが300～400万くらいなので、その費用の捻出のためにbrainで稼ごうと思っているそうです。

「不労所得を目指したい」というカイリくん。

中学生で稼いでいるだけでも相当やばいのに、次の段階に行っちゃってる感じがありますねw

ただのお金稼ぎではだ家ではなく、経営的な方向に興味を持っているのが超絶優秀だなと思いました。

サムネイル制作＆動画編集で稼げるようになる方法

サムネイル制作でも、単価1000円以下の案件とかあるそうです。

そうなると、時給は200円とかになっちゃう可能性があるんですよね。

なので、できるだけそういう割の悪い案件は断って、高い案件を受けるようにしていく必要があるわけですね。

一つの案件をどれだけ効率化してこなしていくかが重要、とカイリくん。

サムネイル制作も動画編集も、やっぱり「時短」が凄く重要なのは同じですね。

僕も動画編集だけでなくサムネイル制作もしているので、効率化がどれだけ大切なのかはよくわかります。

まとめ

というわけで今回は「中学生ビジネスマン：カイリくん」にお話を聞いてきました。

最近の中学生は、食い物にされる側じゃないな、と痛感しました（笑）