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こんにちは、生ハム帝国です。
在宅でもできる仕事として、動画編集が注目されていますよね。
でも、これから新しいことを始めようとする時に、その業界の将来性ってどうなんだろう・・・って気になっちゃいますよね。
今回の記事では、
- 動画編集の将来性は?
- 動画編集はAIの技術によって駆逐されてしまうのか?
この辺りを解説していこうと思います。
目次
動画編集の将来性は抜群だと思う理由
生ハム帝国
僕自身は現在、動画編集チームを編成してディレクターとして活動しています。
主にYouTubeの動画編集を請け負っている中で、特に最近はどんどん動画編集の需要は高まっているし、今後もどんどん盛り上がっていくと思ってますね。
まずはその辺りを解説していきますね。
5Gが始まり、動画需要がどんどん高まってゆく
まずは、今春からついに5Gが始まった、という点。これは大きいですよね。
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5Gの時代が来ると、4Kや8Kなどの高解像度の動画配信が出来るし、それを見ることもできちゃいます!
VRとかも快適に使えるようになったり、影響はかなり広範囲に及ぶかと。
生ハム帝国
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5Gに関しては詳しくはdocomoの5Gの記事一覧を参考にしてみてください。
2020年4月現在、5Gのサービスは始まったばかりでまだ浸透はしていないと思いますが、大体2023年くらいまでには5Gが主流になるって言われていますね。
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今はまだ、知りたいことをググる人の方が多いかもしれませんが(特に外出先など)、今後は、「まずYouTube」っていう時代が来るかもですね。
動画は作れば作るだけ見られる時代になっていきます。
インターネット広告費がテレビ広告費を抜いた!
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↓この棒グラフを見てください。
2015年の割合を見ると、たった5年前なのに今の半分くらいの広告費だったのが分かりますよね。
それが2019年にはテレビ広告よりも増えているんですよ。
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生ハム帝国
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動画広告については↓を見てみてください。これは今後の予測も含まれるんですが…
生ハム帝国
このように、今後はどんどん動画の需要が高まっていくのは間違いないって事ですね。
新型コロナの影響で広告費は下がった?
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多くのYouTuberの財源は、YouTube動画内で再生される広告動画なんですよ。
ただし、今は経済活動が止まっている企業が多く、正直言って広告動画を出すお金がない。
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多くの業界が、現在は広告費を抑えてしまっています。
なので、多くのYouTuberが「売上半減!」って言ってるんですよね。
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そもそも新型コロナの影響で、実は動画の再生数はめちゃくちゃ上がっているんです。
外出自粛が始まってから、YouTubeの動画があまりにも再生されてサーバーが追い付かなくなったので、全世界的にデフォルトの画質を落として配信しているくらいなんですよね。
参考記事YouTube、新型コロナ感染拡大をうけ再生画質を480pに
なので本当は、今動画がめちゃくちゃ再生されてるから広告を打ちたいけど、予算的に打てないっていう状況になってるわけです。
今後、コロナが収束していくなり、事業を軌道修正するなりで企業が対応したら、確実に広告費は戻ってきます。
外出自粛時に爆増した動画需要
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最近は芸能人のYouTube参入もかなり増えてきていますよね。
江頭2:50さんや本田翼さん、佐藤健さんなど、最近では急上昇の多くが芸能人のチャンネルだったり。
昨日(2020年4月28日)は、UUUMと吉本が業務提携をしたという事で大きな話題になっています。
今後は一般人だけでなく、企業や芸能人のYouTube参入で、競争は激化していきますね。
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動画編集はAIに駆逐されてしまうのか?
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ここからは、「動画編集はAIによって駆逐されてしまうのか?」という話をしていこうと思います。
この辺りに関しては動画でも解説していますので、合わせて参考にしてみてください!
カット編集やテロップなどは自動化される時代が来る
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実際に今現在、既にAIが動画編集をするというサービスは始まっています。
必要な動画素材やテロップ、音楽などを入力すると、勝手に良い感じの動画にしてくれる、というものや、テロップを自動で書き出してくれるというもの。
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現時点では、主にテロップの自動化などは既に結構使われているようですね。
最近、ビジネス系YouTuberマコなり社長も動画のテロップは自動化しているって言ってましたし。
確かに、テロップは結構大変なので自動化できると嬉しいですよね。
全ての動画編集をAIに代替するのは不可能
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例えばどんな動画にも、間の使い方や笑いどころなどによって抑揚をつけたりっていう工夫がされていますよね。
それに、動画のカット一つとっても、必要か必要じゃないかっていうのはそう簡単に測れるものではないと思います。
なので、僕は動画編集の仕事が全てAIに取って変わられることはまずないと思いますね。
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企業内で観られるためだけのプロモーション用のVPだったら、大体どこの企業も同じような作りになっているような気がするので、AIとかがサクッと作れそうですけどね。
ただ、少しでもデザイン性が高かったり、しっかりしたものは人の手じゃないと無理だと思います。
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フォーマット化された部分がAIに淘汰されるのは、他の業界でも同じだと思います。
ただ、動画編集は結構、人が判断をしないといけない部分が大きいのかなと思っています。
AIが浸透することで逆にメリットがある
生ハム帝国
Photoshopなどでも、「被写体を選択」という、画像から人を認識し、選択してくれるAI機能が搭載されたことでめちゃくちゃ機能性が上がりました。
そういう感じで、動画編集ソフトのAdobe Premiere Proとかがもっと使いやすくなるのは大歓迎ですよね。
人の手でやったほうがいいところと、機会がやったほうが効率がいいことがしっかり棲み分けされて、僕たち動画編集者にとってももっと効率的になる時代が来ると思います。
稼げる動画編集者になる2つの方法
動画編集をこれから始める人に言いたいのは、「動画編集はこれからも稼げる!」という事です。
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ここまで説明したように、動画編集の需要はどんどん高まってきます。
それと同時に、AIの技術も向上していくので、簡単な操作などは全て置き換わる時代に入っていきます。
そこで、我々動画編集者はどうしたらいいのか?
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そもそもAIにとってかわられるような文字起こしとかテロップ入れの仕事って、今の時点でも単価はめちゃくちゃ低いんですよ。
比較的誰でもできますからね。
今は、そもそもテロップ入れだけできる人とかは本当に食べれてない。
動画編集の技術を磨く
まずは何と言っても、動画編集の技術を磨くことですね。
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関連記事動画編集スキルのレベルチェックと、最短で習得する方法!
アニメーションを作れるようになる
現在、多くのYouTuberや企業が動画を制作するのに使用されているのはAdobe Premiere Proというソフト。
このソフトでは文字や図形などを動画内で動かして簡単なアニメーションを作ることができます。
良く使われる例としては、名前などのテロップがフワッと登場してフワッと消えたりとかですね。
そういうエフェクトは、最近のYouTube動画で人気のあるものではほとんど使われているので、習得した方がいいです。
生ハム帝国
Affter Effectsは、Adobe Premiere Proよりもアニメーションに特化した、クリエイター向けのソフトです。
こちらはかなり自由度の高いソフトで、YouTube動画のオープニングでよくみられるような図形のアニメなんかを作ることができるんですよ。
専門的に学ぶにはかなり難易度が高いソフトですが、シンプルなOPアニメくらいは作れるようになると強いです。
動画のディレクティングを習得する
後は、YouTubeでどういう動画を作れば伸びるのか?とかのディレクティングに近いことも出来ると強いですよ。
例えばYouTubeには「関連動画」っていうのがありますけど、動画を「関連動画」に乗せることができれば再生回数はかなり上がりますよね。
YouTubeで求められている動画はどういうものなのか?とか、そういう本質的な部分を分かっていると圧倒的に強いんですよ。
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生ハム帝国
MovieHacksはYouTubeの動画編集に特化した動画編集講座です。
カット編集や音入れ、テロップ入れなどの基本的な動画編集だけではなく、アニメーションやサムネイルなども勉強できるカリキュラムになっています。
あと、「動画編集とは何か?」という、動画をYouTubeで伸ばしていくための考え方の部分もしっかり学べるようになっています。
詳しい内容に関しては、【MovieHacks】最短1カ月で学べるYouTubeに特化した動画編集講座!でも解説していますので、参考にしてみてください!
動画編集以外のスキルを磨く
生ハム帝国
- ホウレンソウをしっかりやる
- 納期をきちっと守る
これだけでも完璧にできればとりあえず十分かと。
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まずはしっかりできる事をして、クライアントから信頼されること。
信頼を広げていけば、どんどんステップアップできることは間違いないです。
まとめ
という事で今回は、動画編集の将来性について解説してきました。
要するに、動画需要はどんどん高まるけど、食って聞ける人材になれるかどうかは自分次第!
生ハム帝国
求められる技術を身に付けて市場価値を上げ、稼げる動画編集者になりましょう!