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動画編集の将来性は?AIが業界に入って来たらどうなる?

動画編集やってみたいけど、将来性ってどうなんだろう・・・?

編集する人

こんにちは、生ハム帝国です。

在宅でもできる仕事として、動画編集が注目されていますよね。

でも、これから新しいことを始めようとする時に、その業界の将来性ってどうなんだろう・・・って気になっちゃいますよね。

今回の記事では、

  • 動画編集の将来性は?
  • 動画編集はAIの技術によって駆逐されてしまうのか?

この辺りを解説していこうと思います。

動画編集の将来性は抜群だと思う理由

生ハム帝国

結論から言ってしまうと、動画編集の将来性は抜群です!

僕自身は現在、動画編集チームを編成してディレクターとして活動しています。

主にYouTubeの動画編集を請け負っている中で、特に最近はどんどん動画編集の需要は高まっているし、今後もどんどん盛り上がっていくと思ってますね。

まずはその辺りを解説していきますね。

参考記事【動画編集の在宅副業】が最強な6つの理由と始め方

5Gが始まり、動画需要がどんどん高まってゆく

まずは、今春からついに5Gが始まった、という点。これは大きいですよね。

5Gってよく聞くけどぶっちゃけ何のことなの?

編集する人

生ハム帝国

めちゃくちゃざっくり言うと、インターネットが爆速、大容量で使えるシステムの事です。

5Gの時代が来ると、4Kや8Kなどの高解像度の動画配信が出来るし、それを見ることもできちゃいます!

VRとかも快適に使えるようになったり、影響はかなり広範囲に及ぶかと。

生ハム帝国

今は容量制限のせいでYouTubeの動画を外出先では見ないようにしている、っていう人もいますよね。

生ハム帝国

今後はバリバリ動画を観まくれる時代が来る、という事です!

5Gに関しては詳しくはdocomoの5Gの記事一覧を参考にしてみてください。

2020年4月現在、5Gのサービスは始まったばかりでまだ浸透はしていないと思いますが、大体2023年くらいまでには5Gが主流になるって言われていますね。

そうするとどうなるの?

編集する人

生ハム帝国

動画業界だけの話をすると、今後は文字情報よりも信頼性が高くて分かりやすい動画情報のほうが利用される可能性が高いです。

今はまだ、知りたいことをググる人の方が多いかもしれませんが(特に外出先など)、今後は、「まずYouTube」っていう時代が来るかもですね。

動画は作れば作るだけ見られる時代になっていきます。

インターネット広告費がテレビ広告費を抜いた!

生ハム帝国

2019年には、実はインターネットの広告費がテレビの広告費を抜いちゃったんですよ。

それってそんなに凄いの?

編集する人

↓この棒グラフを見てください。 

2015年の割合を見ると、たった5年前なのに今の半分くらいの広告費だったのが分かりますよね。

それが2019年にはテレビ広告よりも増えているんですよ。

確かに、テレビはどんどん減っているよね。

編集する人

生ハム帝国

今はもう、テレビはあまり広告業界から期待されていない、といってもいいかも。

でもこれって、動画じゃなくてネット広告全ての数字だよね。動画広告はどうなってるの?

編集する人

動画広告については↓を見てみてください。これは今後の予測も含まれるんですが…

生ハム帝国

控えめに言っても、めっちゃ増えていきますよね。

このように、今後はどんどん動画の需要が高まっていくのは間違いないって事ですね。

新型コロナの影響で広告費は下がった?

でも、新型コロナの影響で広告費が抑えられた…っていうのは聞いたんだけど

編集する人

生ハム帝国

広告費に関しては、確かにそうですが…

多くのYouTuberの財源は、YouTube動画内で再生される広告動画なんですよ。

ただし、今は経済活動が止まっている企業が多く、正直言って広告動画を出すお金がない。

生ハム帝国

例えば、本来は動画と親和性の高い旅行業界は、営業ストップしているので全く広告出してないんじゃないかな?

多くの業界が、現在は広告費を抑えてしまっています。

なので、多くのYouTuberが「売上半減!」って言ってるんですよね。

じゃあこれから動画って微妙なんじゃないの?

編集する人

生ハム帝国

いやいや、今後ずっと広告が出ないってことはまず考えられないですよ。

そもそも新型コロナの影響で、実は動画の再生数はめちゃくちゃ上がっているんです。

外出自粛が始まってから、YouTubeの動画があまりにも再生されてサーバーが追い付かなくなったので、全世界的にデフォルトの画質を落として配信しているくらいなんですよね。

参考記事YouTube、新型コロナ感染拡大をうけ再生画質を480pに

なので本当は、今動画がめちゃくちゃ再生されてるから広告を打ちたいけど、予算的に打てないっていう状況になってるわけです。

今後、コロナが収束していくなり、事業を軌道修正するなりで企業が対応したら、確実に広告費は戻ってきます

外出自粛時に爆増した動画需要

生ハム帝国

ちなみに、新型コロナの影響で実はYouTubeを始める人はめちゃくちゃ増えています

家にいてやることないからかな。

編集する人

生ハム帝国

一般の方もそうですが、仕事ができなくなった芸能人も結構動画始めていますよね。

最近は芸能人のYouTube参入もかなり増えてきていますよね。

江頭2:50さんや本田翼さん、佐藤健さんなど、最近では急上昇の多くが芸能人のチャンネルだったり。

昨日(2020年4月28日)は、UUUMと吉本が業務提携をしたという事で大きな話題になっています。

今後は一般人だけでなく、企業や芸能人のYouTube参入で、競争は激化していきますね。

生ハム帝国

ただし、それだけ動画を観る人はどんどん増えていくと考えると、逆に動画編集のスキルは今のうちに身に付けた方がいいですね

動画編集はAIに駆逐されてしまうのか?

動画編集技術が今後、AIに代替されるかもって聞いたんだけど…

編集する人

生ハム帝国

実際にそういう話はありますね。

ここからは、「動画編集はAIによって駆逐されてしまうのか?」という話をしていこうと思います。

この辺りに関しては動画でも解説していますので、合わせて参考にしてみてください!

カット編集やテロップなどは自動化される時代が来る

生ハム帝国

結論から言って、AIに置き換わる技術が全くないとは言えません!

実際に今現在、既にAIが動画編集をするというサービスは始まっています。

必要な動画素材やテロップ、音楽などを入力すると、勝手に良い感じの動画にしてくれる、というものや、テロップを自動で書き出してくれるというもの。

え!それは結構すごいことなのでは?

編集する人

生ハム帝国

ぶっちゃけ凄いです(笑)

現時点では、主にテロップの自動化などは既に結構使われているようですね。

最近、ビジネス系YouTuberマコなり社長も動画のテロップは自動化しているって言ってましたし。

確かに、テロップは結構大変なので自動化できると嬉しいですよね。

全ての動画編集をAIに代替するのは不可能

生ハム帝国

というわけで、AIは動画編集業界にも普通に使われるようになると思いますが、動画編集の仕事はなくならないですよ。

それはなぜ?

編集する人

生ハム帝国

動画編集は意外と属人性が高いからです。

例えばどんな動画にも、間の使い方や笑いどころなどによって抑揚をつけたりっていう工夫がされていますよね。

それに、動画のカット一つとっても、必要か必要じゃないかっていうのはそう簡単に測れるものではないと思います。

なので、僕は動画編集の仕事が全てAIに取って変わられることはまずないと思いますね。

生ハム帝国

完全フォーマット化した動画編集だったら、確かに良いかもしれないけど。

例えば?

編集する人

生ハム帝国

カッコよさやセンスとは無縁の企業VPとかですかねw

企業内で観られるためだけのプロモーション用のVPだったら、大体どこの企業も同じような作りになっているような気がするので、AIとかがサクッと作れそうですけどね。

ただ、少しでもデザイン性が高かったり、しっかりしたものは人の手じゃないと無理だと思います。

生ハム帝国

僕は、動画編集とAIは代替っていうよりかは共存に近い形になると思いますよ。

フォーマット化された部分がAIに淘汰されるのは、他の業界でも同じだと思います。

ただ、動画編集は結構、人が判断をしないといけない部分が大きいのかなと思っています。

AIが浸透することで逆にメリットがある

生ハム帝国

おそらく、AIの導入によって、動画編集ソフトとかがより使いやすくなっていくというのはあるかな。

Photoshopなどでも、「被写体を選択」という、画像から人を認識し、選択してくれるAI機能が搭載されたことでめちゃくちゃ機能性が上がりました。

そういう感じで、動画編集ソフトのAdobe Premiere Proとかがもっと使いやすくなるのは大歓迎ですよね。

人の手でやったほうがいいところと、機会がやったほうが効率がいいことがしっかり棲み分けされて、僕たち動画編集者にとってももっと効率的になる時代が来ると思います。

稼げる動画編集者になる2つの方法

動画編集をこれから始める人に言いたいのは、「動画編集はこれからも稼げる!」という事です。

生ハム帝国

とはいえ、長期的にしっかりと稼げる動画編集者になる必要があるんですよね。

ここまで説明したように、動画編集の需要はどんどん高まってきます。

それと同時に、AIの技術も向上していくので、簡単な操作などは全て置き換わる時代に入っていきます。

そこで、我々動画編集者はどうしたらいいのか?

生ハム帝国

市場価値の高い動画編集者になることです。

そもそもAIにとってかわられるような文字起こしとかテロップ入れの仕事って、今の時点でも単価はめちゃくちゃ低いんですよ。

比較的誰でもできますからね。

今は、そもそもテロップ入れだけできる人とかは本当に食べれてない。

動画編集の技術を磨く

まずは何と言っても、動画編集の技術を磨くことですね。

例えばどんな技術?

編集する人

生ハム帝国

カット編集や効果音とか基本的なものだけじゃなくて、簡単なアニメーションを作れるようになる、とかですね。

関連記事動画編集スキルのレベルチェックと、最短で習得する方法!

アニメーションを作れるようになる

現在、多くのYouTuberや企業が動画を制作するのに使用されているのはAdobe Premiere Proというソフト。

このソフトでは文字や図形などを動画内で動かして簡単なアニメーションを作ることができます。

良く使われる例としては、名前などのテロップがフワッと登場してフワッと消えたりとかですね。

そういうエフェクトは、最近のYouTube動画で人気のあるものではほとんど使われているので、習得した方がいいです。

生ハム帝国

もっと言えば、Affter Effectsを使ってオープニングのアニメーションとか作れるようになるといいですね。

Affter Effectsは、Adobe Premiere Proよりもアニメーションに特化した、クリエイター向けのソフトです。

こちらはかなり自由度の高いソフトで、YouTube動画のオープニングでよくみられるような図形のアニメなんかを作ることができるんですよ。

専門的に学ぶにはかなり難易度が高いソフトですが、シンプルなOPアニメくらいは作れるようになると強いです。

動画のディレクティングを習得する

後は、YouTubeでどういう動画を作れば伸びるのか?とかのディレクティングに近いことも出来ると強いですよ。

例えばYouTubeには「関連動画」っていうのがありますけど、動画を「関連動画」に乗せることができれば再生回数はかなり上がりますよね。

YouTubeで求められている動画はどういうものなのか?とか、そういう本質的な部分を分かっていると圧倒的に強いんですよ。

でもそれってちょっと習得が大変じゃない?

編集する人

生ハム帝国

僕が講師を務めているMovieHacksだったら、それらの技術をまるっと学べるようになってますよ!

MovieHacksYouTubeの動画編集に特化した動画編集講座です。

カット編集や音入れ、テロップ入れなどの基本的な動画編集だけではなく、アニメーションやサムネイルなども勉強できるカリキュラムになっています。

あと、「動画編集とは何か?」という、動画をYouTubeで伸ばしていくための考え方の部分もしっかり学べるようになっています。

詳しい内容に関しては、【MovieHacks】最短1カ月で学べるYouTubeに特化した動画編集講座!でも解説していますので、参考にしてみてください!

MovieHacksを公式HPで見る

動画編集以外のスキルを磨く

生ハム帝国

あとはヒューマンスキルを身に付けることですかね。

  • ホウレンソウをしっかりやる
  • 納期をきちっと守る

これだけでも完璧にできればとりあえず十分かと。

これって社会人として当たり前のスキルでは…?

編集する人

生ハム帝国

それが結構、できなかったりするんですよね。

まずはしっかりできる事をして、クライアントから信頼されること。

信頼を広げていけば、どんどんステップアップできることは間違いないです。

まとめ

という事で今回は、動画編集の将来性について解説してきました。

要するに、動画需要はどんどん高まるけど、食って聞ける人材になれるかどうかは自分次第!

生ハム帝国

動画編集はこれからどんどん需要が高まります!

求められる技術を身に付けて市場価値を上げ、稼げる動画編集者になりましょう!