こんにちは、生ハム帝国です。
今回は動画編集者の節税術について話していきたいと思います。
動画編集者の節税術4選
重要度の高いものから順に紹介していきます。
初心者でも分かりやすいように、かなり嚙み砕いて説明していますので、より詳細な内容を知りたい方は各自で調べましょう。
経費を計上して節税
事業に必要なものを経費として計上することで納税額を抑えるというもの。
- 開業届を提出し、個人事業主になる
- 機材などを経費計上する
※まずは上記の手続きが必要です。
開業届を出して個人事業主にならなければ収入は雑所得となり、事業所得にならないので経費計上できません。
具体的にどういう人が開業届を出すべきなのかというと、年間38万円以上を動画編集で稼いでいる人です。
月で計算すると3万円ほどになるので、恐らくほとんどの人がこれに当てはまるでしょう。
脱税しない限りは上記のような方法をとらないと余計に税金を払うことになるので注意です。
動画編集者が経費にできるもの
動画編集者が経費に出来るものはあまり多くありません。が、あることにはあります。
- PC購入費
- ソフト使用料
- 素材購入費など
- 家賃の一部
- 映像系雑誌
- 映画鑑賞
ざっと書き出してみるとこんな感じ。「仕事をする上で必要なもの」に支払ったお金であれば経費になります。
青色申告特別控除を受ける
青色申告特別控除を受けると、所得税を減らすことができます。
詳しくは下記記事を参照してみてください。
文芸美術国民健康保険に加入
加入が必須である国民健康保険の保険料は、所得によって変動します。稼げば稼ぐほど高くなるわけです。
しかし文芸美術国民健康保険に変更すれば、所得額に関係なく保険料が一定額になります。つまり、収入が多い人ほどお得になるということです。
年間所得が600万円だった場合
- 文保:月額19,600円(固定)
- 国保:月額44,300円(収入により変動)
このように、年間20万円ほど節税できます。
ふるさと納税
これは翌年支払うであろう住民税を各自治体に先払いすることで、返礼品を貰えるという制度です。
- ふるさと納税のサイトで買い物する
- 後で手続きする
ざっくり説明するとこんな感じ。僕は楽天サイトでふるさと納税したので、同時に楽天ポイントも手に入りました。
ふるさと納税で貰える返礼品
- 海鮮(蟹、鮪、雲丹、伊勢海老など)
- 肉(和牛、馬肉、生ハム原木など)
- 調理器具(包丁、まな板など)
- 電化製品(パソコン、イヤホンなど)
ざっと書き出してみるとこんな感じ。基本的には何でもあります。過去にはアマゾンギフト券もありましたが、廃止されました。
小規模企業共済
最後は小規模企業共済です。簡単に言うと、節税&利子付き貯金制度です。
なぜ最後に入れたかというと、個人的には少し微妙な制度だと思っているからです。
メリットは2つ、デメリットは1つあります。
メリット❶:所得控除を受けられる
- 毎月1,000円~70,000円までのお金を掛け金
- 掛け金にした分だけ所得額を減らせる(所得控除)
小規模企業共済では上記のように掛け金を設定することができます。つまり、最大で年間84万円の所得控除が受けられるということですね。
メリット❷:貯金が掛け金×倍率で返ってくる
そして、掛け金に入れた額を、納付月数に応じた倍率で受け取ることができます。
例えば小規模企業共済を初めて20年丁度で100%、それ以上経つと最大で120%になります。
実際にどれだけお得になるかはこちらでシミュレーションできます。
デメリット❶:プラスになるまでが長い
先程、加入から20年丁度で掛け金の100%を受け取れるようになると話しました。逆に言うと、20年以下で受け取ろうとすると元本を割れてしまうということです。
円の価値も変動しますしこれから何が起こるか分からない以上、数十年間に渡り大金が拘束されるのは不安だなと思いました。