編集したいマン
こんにちは、生ハム帝国です。
僕は普段から動画編集講師として動画編集の事を発信しています。
その中で、
- これから動画編集を学びたいけど、どのくらいのレベルのスキルを身に付けていいかわからない!
- 動画編集を学んでしばらく経つけど、自分はどれくらいのスキルなのか分からない!
という疑問をよく目にします。
今回はそのあたりについて詳しく見ていきましょう!
今回の記事では、
- 動画編集に必要な機材とソフト
- 動画編集スキルのレベルチェック
- 動画編集を効率よく学ぶ方法
この辺りを解説していきます!
目次
動画編集に必要な機材やソフト
まず、そもそもこれから動画編集を始めたい!という人に必要な機材や編集ソフトをざっくり紹介していきます。
動画編集に必要なPCスペック
まずは、何と言っても動画編集にはPCが必要です。
もちろん、どんなPCでもいいのではなく、動画編集するにはそれなりのスペックのPCが必要となります。
- メモリ:16GB以上
- CPU:corei7以上
- ストレージ:500GB以上
こちらで大体13~25万円くらいの相場感です。
必要なPCスペックに関しては以下の記事でも詳しく書いていますので、参考にしてみてください!
動画編集に必要なCPUのコア数はいくつ? 動画編集に必要なもの&便利グッズ8選動画編集に必要な編集ソフト
動画編集ソフトにもいろいろありますが、僕が動画編集におすすめしている編集ソフトは「Adobe Premiere Pro」。
こちらはYouTuberだけでなく、プロの映像クリエイターも利用している動画編集ソフトです。
これだけ使えるようになったらまずは安心、というソフトですね。
もしも、持っているPCがMacであれば、Final Cut Proでもいいかもしれません。
仕事用の動画編集ソフト7選!テレビ、YouTube、映画では何使ってるの?「Adobe Premiere Pro」の入っているソフト「Adobe CC」は利用料金が比較的高いというデメリットもあります。
裏技的にAdobe CCを安く購入できる方法もあります。紹介記事を書いていますので、そちらも参考にしてみてください。
Adobe CCを安く買う裏技で半額以下に!動画編集に必要なスキルとレベルは?
動画編集スキルと一言に言っても、そのレベル感は様々です。
簡単なカット編集やテロップ入れしかできない人もいれば、OPアニメーションなどを作ることまでできる人もいると思います。
まずは、動画編集発注者が求めるレベルでの動画編集スキルをレベル別に書き出してみました!
もちろん、クライアントによってのレベル感はあると思いますので、今回紹介しているスキルは僕の独断と偏見です。
あくまでも参考程度に聞いていただけると幸いです。
ちなみに、動画編集レベルに関しては↓こちらの動画でも紹介していますので、時間のある方は参考にしてみてください。
動画編集スキル「レベル0」
まずは「レベル1」から…と言いたいところですが、その前に「レベル0」から紹介していきますね。
こちらは、
- 編集ソフトは一応使えるが自信はない
- 納期は守れない
- ホウレンソウができない(コミュニケーションは取れない)
この辺りのレベルの人の事です。
Adobe Premiere ProやFinal Cut Proなどの動画編集ソフトを一応かじってはいるけども、仕事にする程の自信がない人。
こういう方は単純に勉強不足というか、ちゃんと時間をかけて勉強すればいいだけなので今後実力を伸ばすことは全然難しくはありません。
ただ、「納期が守れない」や「最低限のコミュニケーションを取れない」というのは、仕事をする姿勢としてご法度です。
そもそも「納期が守れない」という事自体がNGではありますが、何かの理由で守れなかったら場合は、しかるべき理由をしっかりと伝えるなどのコミュニケーションをとる必要があります。
動画編集スキル「レベル1」
この辺りから、実際に仕事を得ることができる最低限のスキルとなってきます。
- 動画編集ソフトが利用できる
- 指示されたことが全てできるかどうかは内容次第
動画編集ソフトの使い方はある程度学んだけど、実際にそれらを再現できるかどうかは内容次第というレベルです。
例えば、Abobe Premiere Proという編集ソフトひとつとっても、できることは非常に幅広いです。
YouTube動画編集スキルと言えば、以下は最低限必要なスキルとなります。
- カット編集
- 効果音やBGM挿入
- テロップ入れ
今後伸びてゆくだろうと注目されているYouTubeジャンルの一つに、「ビジネス系YouTubeチャンネル」があります。
これは、マナブさんやマコなり社長、それから僕が編集を担当しているやまもとりゅうけんさんなど、ビジネス系の情報を発信しているYouTubeチャンネルです。
これから動画編集をしていくのであれば、「ビジネス系YouTubeチャンネル」の編集を請け負う可能性は非常に高いです。
実は、基本的にはトーク系ジャンルの動画編集はそれほど難しくはありません。
もちろん、ビジネス系でもトップのYouTuberであれば別かもしれませんが、そうでもなければ先ほどの基本編集でもある程度対応ができる場合が多いです。
ただし、このレベルだけで仕事をするのであれば、単発で仕事を受けることはできても、継続案件にならない可能性もあるので、ある程度自主的に勉強していく努力も必須です。
動画編集スキル「レベル2」
こちらは、指示されたことを大体再現ができるレベルとなります。
- 人の動画の各要素を分析し、再現することができる
例えばクライアント側から「○○(YouTuber)みたいな編集にして」と言われて、それがどんなチャンネルでもおおむね再現できるレベルのスキルとなります。
先ほどはビジネス系YouTuberを例に出しましたが、例えばシンプルな編集だけでなく、テキストにエフェクトを掛けたりという事が出来れば非常に強いです。
「言われたことが再現できる」というのは優秀ですし、まだまだここから伸びしろもありますよ。
動画編集スキル「レベル3」
動画編集スキルの「レベル3」は以下の通りです。
- 動画をより良くするために自主的な提案などができる
- 円滑なコミュニケーションができる
- デザインも多少できる
ただクライアント側から言われたことだけをこなすのでなく、自分でより良い方法を見つけてそれをクライアント側に提案できるレベル。
例えば編集の方法でも、指示された通りに編集するのではなく、より効果的だと思う事を提案できるようになれば強いです。
クライアントによっては、動画編集スキルがほとんどない人も少なくありません。
動画編集で稼ぎたいのであれば、クライアントよりも動画編集のスキルや知識を構築して、彼らが思いもよらない提案をすることはとても重要です。
そしてそのためには、より高度なコミュニケーションスキルも必要となってきます。
また、このレベルになると、Photoshopを使ってサムネイルを作ったりすることも最低限出来た方がいいですね。
デザインは一朝一夕で身につくスキルではないので、日ごろからデザインを意識して見たり、練習する必要があります。
生ハム帝国
動画編集スキル「レベル4」
ここまででも優秀な動画編集者としてのスキルを持っていると思いますが、レベル4にはもう一歩踏み込んでゆくことが必要です。
- コンサルのようなこともできる
- どんなジャンルにも対応できる
コンサルのようなこともできる
YouTubeの場合、ただ動画を編集するのではなく、
- クリック率を意識したサムネイル&タイトル設計
- 視聴者維持率を意識した編集技術
など、YouTubeマーケティングに精通した知識があるとより強いです。
それらは、まずは自分でYouTubeをやっている人でなければできないので、そもそも希少性が高いんですよね。
どんなジャンルにも対応できる
また、どんなジャンルにも対応できるのも希少性が高いスキルとなります。
例えば、YouTubeには以下のようなジャンルがあります。
- 企業PR動画
- 料理動画
- エンタメ系動画
- トレーニング系動画
- メイク動画
- Vlog動画 etc…
それぞれに必要な技術は異なるため、全てに対応できる人はなかなかいません。
動画編集者としての市場価値を上げたいのであれば、どんな編集もこなせるスキルを身につけたいところですね。
動画編集スキル「レベル5」
ここまでくると、もはや「なんでもできる人」です。
- ディレクションができる。
- 人に編集を教えられる
- アニメーションなど高度なものも使える
- 特定ジャンルに特化した強みがある
- 撮影ができる
この辺りですね。
例えば以前、CJ社長さんという方がこのようなツイートをしていました。
ああああああ〜〜 YouTubeでチャンネル作成からサムネイル作成指導、動画編集指導、動画ネタヒアリングからのタイトル・ブログで言うH2タグの決定、撮影機材の選定購入から撮影方法指南、反応を見ながら次に出すネタの決定、日々アナリティクス見てPDCA回してくれるようなYouTubeディレクターがほしいw
— CJ社長@プロゲーマー大家(予定) 債務整理済み超低属性フリーランスの人生逆転不動産投資道 (@CaptainJacksan) January 16, 2020
この方は現在21000人ほどフォロワーがいるのですが、それでもこのツイートに対して「自分はできる!」と声を上げた人はいませんでした。
なので、これら全部に対応できる人がいたら確実に需要は高いです。
とはいえ、実際にはここまでスキルを求められることは少ないです。必要であればそれぞれの分野のスペシャリストを集めてチーム化すればいいので。
ここまでのスキルがある人は、単純に動画編集者としてというよりは、これからYouTubeを始めたいけど何すればいいか分からない企業にアドバイザーとして入るのがいいかもしれません。
動画編集に必要なスキルを独学で学ぶ方法
それでは、ここからは実際に動画編集を学ぶ方法について解説していきます。
おそらく多くの人は、まずは独学で始めたいというところから始まりますよね。
生ハム帝国
確かに動画編集を学ぶチュートリアル動画やサイトはないとは言えませんが、いちいちググったりしながら学ぶのはあまりにも非効率的だからです。
生ハム帝国
動画編集はきちんと学べば難しいスキルではありません。が、1から自分で習得するには少しハードルが高いです。
せっかく動画編集に興味を持ったのに、非効率な勉強方法では時間もかかり、脱落してしまう人も多くて、もったいないと思います。
もちろん、最初からお金を出すという事に抵抗がある人もいると思いますので、最初はググったりしながら独学で学んで、続けられそうだと思ったらオンライン講座などでがっつり勉強するのでも良いかも知れません。
【動画編集を独学で学ぶ4つの方法】最短でスキルを身に着けよう!チュートリアル動画で動画編集スキルを学ぶ
動画編集を独学で学ぶ方法としては、YouTubeのチュートリアル動画で勉強する、という方法があります。
チュートリアル動画とは、例えば僕でいうと、↓こういう制作動画のことですね。
こちらはPremiere Proではなく、Affter Effectsというソフトの、ちょっと高度なチュートリアル動画となります。僕はチュートリアル動画はあまり作っていないのですが、YouTubeではこういった動画を作って発信している人もいます。
動画編集スキルを効率よく学べるおすすめのオンライン講座
ここからは、動画編集を効率良く学べる講座を紹介していきます。
YouTube動画編集スキル習得に特化したMovieHacksがおすすめ!
いきなりポジショントークみたいな感じで気まずいですが、僕が作っている動画編集サービス「MovieHacks」をおすすめしたいと思います。
ググっていただければすぐにわかることだと思いますが、動画編集を学ぶためのオンラインサービスは山のようにありますよね。
そんな中で僕の講座は、YouTubeの動画編集に特化している、という点で他のオンラインサービスと差別化を図っています。
MovieHacksのカリキュラムは主に以下の通りです。
- サンプル動画を配布
- カット
- テロップ挿入
- エフェクト
- SE、BGM挿入(音声素材)
- 簡単なアニメーション作成
- 実務編
また、この講座で学ぶことで、YouTubeの動画編集に必要な動画編集スキルだけでなく、
- Photoshopを使ったサムネイル作成
- YouTube向けの効果的な編集方法
- 効率化するための工夫
など、ほかの動画編集講座ではあまり教えることのない視点から学べる内容になっています。
関連記事MovieHacks評判と口コミ&初月から月5万稼いだ方法を紹介する
ただし、ほかにもいろいろと動画編集講座はありますので、詳しくは以下の記事を参考にしてください!
徹底比較!動画編集を学べる講座3選まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事によって、これから動画編集を新たに学びたいという人や、既にある程度身に付けている、という人も自分がどれくらいの位置にいるのかざっくりお分かり頂けたら幸いです。
YouTubeの動画編集はこれからどんどん伸びてゆく産業だと言われています。
そのうえ、動画編集スキルを得ることはそれほど難しいことではありません。